季節は来週早々から「穀雨」そして、速足で夏が来ます。

今年の夏も暑くなるんでしょうかね・・・暑くても短めで御願いしたいものです。さて、爽やかなこの時期を楽しんで参りましょう (^^)/


 

さて・・・


人類が月に降り立ったのは40年前。

アポロ計画には

当時のアメリカ国家予算の半分が注ぎ込まれたそうです。

いくらなんでもお金がかかり過ぎると、

人は月に行くことをやめました。

それに腹を立てたイーロンマスクは

火星に行くと宣言しています。

予算を削って強力なロケットを作れば

火星にも行けるのだと。

すごい信念ですよね。

でも火星はあまりにも遠い。

そして宇宙はあまりにも広い。

もし人類が自由に宇宙を旅するなら

ロケットに変わる何かが必要だと思います。

たとえば精神統一とか。

意識を深掘りしていくことで

他の天体への出口を見つけるのです。

そんなバカな話があるかと言われそうですが、

宇宙の正体なんて

誰にも分からないのです。

宇宙と意識が繋がっていても

私は驚かないですね。

 

 



さてさて・・・


イーロンマスクが世界一のお金持ちであること。

これは一体何を意味しているのだろう。

40年間も停滞していた月への飛行を民間で行い、

いずれ火星までも到達すること。

本格的な電気自動車を量産し、普及させたこと。

完全自動運転を実現し、

人類を車の運転から解放しようとしていること。

SpaceXも

テスラも素晴らしい会社だと思うし、

人類の未来を変える会社だとも思う。

しかし

実質経済に与えている影響はごく僅かだ。

量産に成功したとはいえ、

テスラが販売している電気自動車の数は

トヨタの足元にも及ばない。

完全自動運転は実現するのかどうかも分からない。

有人ロケットの打ち上げには成功したが

月はまだまだ遠い。

果たして火星まで到達できるのか。

到達したとして、

それが人類の役に立つかどうか分からない。

 

 

イーロンマスクが成し遂げたのは、

ほんの小さなマーケットを切り開いたことと、

とんでもなく

大きなビジョンを掲げていること。

あまりにもビジョンが大きすぎて

達成度がすごく低いし、

達成後にどんなことが起こるか計算ができない。

にもかかわらず

イーロンマスクは世界一のお金持ちなのである。

どれほどたくさんの雇用を生み出した人よりも、

どれほど人々の暮らしを楽にした人よりも、

どれほど食料の生産性を高めた人よりも、

お金持ちなのである。

それは

人々がイーロンマスクの未来に期待しているから。

もしかしたら

火星に連れて行ってくれるかもしれない。

もしかしたら

完全な自動運転を実現するかもしれない。

イーロンマスクなら

やり遂げるかもしれない。

 

そういう期待もあるだろう。

だが彼をお金持ちにしているのは

そういう期待だけではない。

彼にベットすれば

自分もお金持ちになるかもしれない。

その欲望が

イーロンマスクを世界一の富豪にしているのである。

欲望が株価を釣り上げ、

釣り上がった株価が

さらに大きな欲望を釣り上げていく。

 

この繰り返し。

人々の小さな幸せや

多くの便利を成し遂げている人ではなく、

成し遂げたことよりも

はるかに大きなビジョンを語っている人。

それが

世界で一番のお金持ちだという現実。

これほど面白いことはない。

狂人的ビジョンは

現実的成果を越えるのである。

お金にならないことに興味を示さないはずの資本家。

理性と努力とテクノロジーで進化した人類。

その欲望と科学力の行き着く先が火星旅行である。

やはり

人間ほどおバカで、

そして

面白い生き物はいない。

 


民間人を乗せてロケットを飛ばし、

電気自動車のテスラを作った人。

イーロンマスクに対する私の知識は

その程度のものでした。

 

イケイケの営業マンで、

いかにもギラギラしたビリオネア。

 

そう思い込んでいました。

先入観とは恐ろしいものです。

本を読んでイーロンマスクに対する私のイメージは

ガラリと変わりました。

じつは父親からパワハラを受けまくった苦労人で、

徹底した現場主義者。

メチャクチャな目標を掲げ、

自ら現場で指揮を取るリーダー。

そして

いちばん意外だったのは営業嫌い、

広告嫌いだったこと。

私は20年も前から

「営業はいずれ無くなる」と宣言してきました。

営業にも

広告にも頼らないビジネスが最強なのだと。

なんと

イーロンマスクは

それを実現していたのです。

営業は商品への妥協の表れだと、

営業に力を入れていた従兄弟をクビにしてしまうのです。

いい商品を作れば放っておいても売れるのだ。

徹底していい商品を作るのだ。

営業コストも

広告コストも全て商品開発に注ぎ込むのだ。

それが

イーロンマスクの信念。

広告費などビタ一文使わない。

自ら発信しブランド力を高め、

ブランドによって集客をするのです。

イーロンマスクが仕事をするのは、

お金のためではなく人類のため。

とてつもなく飛躍した最悪の未来から

人類を救うため。

核戦争が起こった時のために

人類を火星に運ぶとか。

完全な自動運転で

人類を自由にするとか。

人工知能の暴走を防ぐために

脳みそに電極を埋め込むとか。

狂人的なビジョンで

世界一のお金持ちになった人物。

 

これほど

面白い人間がいるでしょうか。

Twitterはもう終わるかもと思っていました。

半分以上の社員をいきなりリストラして、

Xなどという名前に変えてしまって、

何がやりたいのか意味がわからない。

そう思っていました。

だけど今は

期待しかありません。

 

イーロンマスクなら

すごいメディアに変えてしまうかもしれない。

いやあ、イーロンマスクはすごいです。

そして

彼を世界一にしてしまうアメリカは

やっぱりすごい国なのです。

 

トランプはともかく・・・