芒種ですね。あまり馴染みが無いと思いますが、
今月下旬には夏至になります。光陰矢の如し・・・
また暑い夏がやってきます。たまりませんなあ(;^ω^)
張り切って参りましょう!!!!!!!!!!
国も会社も人ありきと言われているが、
経営者が本気で
この意味を考えなくてはならない時代が来た。
それは
「いい人材がいい会社の基盤だ」というような
甘い意味合いではない。
そんな悠長なことを言っていられる時代は
とっくに終わっているのである。
いいも悪いも、そもそも人がいない。
募集しても誰も来ない。
給料を増やしても応募者が増えない。
そういう時代なのである。
会社というシステムは至ってシンプルだ。
まず事業がある。
事業を遂行するために必要な人材を採用する。
採用した人に給料を払い、
事業に必要な業務を指示し、
仕事をこなしてもらった結果、
会社には収益がもたらされる。
いい人材がいれば
たくさんの収益がもたらされ、
普通の人材なら
ほどほどの収益がもたらされ、
悪い人材ばかりだと
赤字になってしまうこともある。
これが
会社というシステムである。
だが
このシステムは今終わりを迎えつつある。
とくに
中小企業の経営者は
この現実に早く向き合った方がいい。
もはや
会社は事業ありきではないのである。
こういう事業がやりたい。
この事業が儲かるらしい。
そのような動機で
事業を始めることが不可能な時代なのだ。
事業を決めて募集しても人が来ない。
人が来なければ事業は成り立たない。
そんなことは当たり前だと言われるかもしれないが、
多くの経営者は
まだその認識が甘いのである。
何とか工夫して
人を集めなくてはならない。
いい人材は欲しいが普通の人材でもいい。
ちょっとくらいダメな人材でもいい。
そんな発想では
もう中小企業の経営は成り立たない。
発想を根本から変える必要がある。
事業に必要な人を採用して教育するという、
これまでの常識をリセットするのだ。
事業に合わせて人を集めるのではなく、
集まった人に合わせて事業を考える。
これが
今の時代に合った正しい順番である。
集まった人とじっくり向き合い、
一人ひとりの特性を活かし、
最も収益性の高い事業を考え、
彼らがやりたくなる仕事を与える。
ものすごく面倒な上に、
これまでとは全く違うスキルが
経営者には要求される。
しかし
これ以外には方法がない。
事業に合わせて人を集める中小企業には、
この先どんどん人が集まらなくなる。
自分を最大限活かしてくれる経営者の元に
人がどんどん集まっていく。
目の前の人材に、
いかに気持ちよく働けて稼げる仕事を用意できるか。
これが
経営者の必須スキルとなるのである。
あと足りないのは人だけ。
採用さえ上手くいけば、
この事業は成功したようなものだ。
採用をお手伝いしていた頃、
よく相手先社長に言われたセリフです。
ビジネスモデルはもう出来ている。
あとは君たちが人を連れてくるだけだと。
当時から
私はこれがすごく疑問でした。
あと足りないのは人だけ。
それって
ビジネスモデルが出来ていると言えるのでしょうか。
もちろん
当時の私には
そんなことは言えませんでした。
足りない人材を集めてくることが
まさに私の仕事だったからです。
社長は
とにかく儲かるビジネスを考える。
事業に必要な資金を集めてくる。
そして
必要な人材を募集する。
人事担当者を雇い、
採用サポート会社に発注し、
必要な人材を手配させる。
君たちは採用のプロだろう。
そう言われると
“ぐうの音”も出ませんでした。
今は
採用の仕事をやめたので
平気で物申すことができます。
求める人材が勝手に集まってくる。
その仕組みも含めての
ビジネスモデルですよ。
人がいないビジネスモデルなど
絵に描いた餅ですよと。
当時も
今も
この主張は正しいと思っています。
そして
時代も変わりました。
今や多くの経営者が実感しています。
仕事を取ってくるより
いい社員を定着させる方が
ずっと大変だと。
人事担当者を怒鳴っても、
高い業者に発注しても、
採れないものは採れないのです。
人事担当者の仕事は
これから大きく変わっていくでしょう。
採れないものを採るのではなく、
無理せず、
お金をかけず、
採用できる仕組みを作る。
これが
仕事になっていくのです。
中小企業の経営者は
心して考えるべきです。
働きたい人が
勝手に集まる会社を目指すのか。
それとも
省人化・無人化に移行していくのか。
「仕事はあるのに人がいない」
これだけは
絶対に言ってはいけない。
それは
無能な経営者が言うセリフなのです。

