小雪も次候。早いものですね・・・再来週には大雪。クリスマスや年末と忙しない日々に突入です。昨晩の雨から暖かな風が吹いて、今日は穏やかな日中になっています。年内あとひと月、ジョンの声が街にあふれ、やわらかな後悔を感じながら今年も暮れ行くのです・・・多分 (^_-)-☆


 

さて・・・

 

国には

先行投資としての赤字国民(子供)と、
そうでない

赤字国民(弱者)がいます。


国の目的は

利益ではなく

相互扶助なので・・・


黒字国民(強者)が

赤字国民(弱者)を助けるのです。

問題は

赤字国民が

黒字国民より

多くなってしまうこと。


今の日本は

まさにこの状態。

 

こうなると

国は赤字になります。

なぜ?

こんなことが起こるのか。


それは

国民の多くが

勘違いしているから。


強者と弱者の境目は

年収ではありません。


相対的な

バランスなのです。

今の日本では

健康に働ける年収300万円の人は

強者です。


十分に貯金のある高齢者も

強者です。


だけど

自分を弱者だと

勘違いしています。


つまり

助けられる側だと思っている。


赤字国家を生み出しているのは

この勘違いなのです。

 

さてさて・・

赤字社員が

ひとりもいなければ、
会社は

間違いなく黒字になります。


もちろん

“社長”も含めての話です。

では

赤字社員を無くすには、
どうしたらいいのでしょうか。

私が出した結論は

こうです。


1:まず育てないこと。

“今”の状態(能力)で、
黒字になる人のみを採用する。

2:出世させないこと。
能力に応じて

報酬を増やすのはOK。
頑張った御褒美に

出世させるのはNG。
出世こそが

赤字社員の元凶なのです。

3:能力以上の成果を求めないこと。
あれもやらせよう、

これもやってほしい。
できない仕事をさせるから、
社員は赤字になっていくのです。

この

3つを守っていれば、
会社は

確実に利益が出ます。


出た利益の中から

社長が報酬を取れば、
会社は

確実に黒字になるのです。

そもそも

赤字社員とは何なのか?


ここを考えることが

重要なのです。


赤字社員とは

“仕事ができない人”の
ことではありません。

仕事ができない黒字社員もいるし、
仕事ができる赤字社員もいます。


だけど

経営者は、

なぜか
この事実を

見落としてしまいます。

赤字社員とは何か?


答えはシンプルです。


報酬よりも

貢献利益が少ない人。


ただ

それだけのことです。

売れる営業マンでも、
貢献利益以上に

報酬を払えば赤字になる。


売れない営業マンでも、
貢献利益の中から

報酬を払えば黒字になる。

では

最低賃金を払っても赤字の営業マンは
どうしたらいいのか?

 

答えは簡単です。


雇わなければいいのです。

ここで間違える経営者は、
自分で育てようとしてしまう人。


“今のスキル”以上の成果を、
“未来の彼”に期待してしまう人。


この経営判断が

赤字の

最大の要因なのです。

人材が悪いのではありません。


選び方が

悪いのです。


配置の仕方が

悪いのです。


期待の仕方が

悪いのです。

今のスキルで

確実に利益が出る仕事。


これがない人を

雇ってはならないのです。