欧米諸国を中心とする、
全ての先進国にかげりが見え始める中・・・
中国やインドを中心とする新興国は
発展の一途をたどっている。
これは・・・
いったい、どういうことなのだろうか。
ただ単に・・・
「主役の交代」が起こっているということか。
それとも
人類全体を巻き込んだ
「何か」が進行しているのか・・・
今、何が起こっているんでしょうか・・・
まず、日本を含む先進国では
例外なくデフレが起きている。
人件費の安い新興国に生産拠点が移り、
モノの値段が下がった。
仕事が激減した国内では
国民の年収が下がり、
安いものしか売れなくなった。
消費が減り、
企業の業績が悪化し、
社員の年収が下がる。
更に消費が減り、
更に業績が悪化し、
更に年収が下がる。
この
終わりなきデフレスパイラルが・・・
かつて、
人件費の高かった先進国の中では
起きている。
いっぽう・・・
新興国では、
これと反対のことが起きている。
人件費の安い新興国には
生産拠点が増えてゆき・・・
国民の仕事も増える。
生活が潤う。
企業は利益を上げ・・・
更なる生産拠点の拡大や
新しい技術への投資を行う。
ただ単に、安いだけの製品が、
安くてよい商品へと変化してゆき・・・
世界中で支持を集めて
売れ続ける。
更なる利益が生まれ、
更なる投資力をもった新興国は
更なる発展を繰り返す。
国民の年収は増え続け、
物価は上がり続ける。
先進国とは
まったく逆の
インフレスパイラルが起こるという訳だ。
では・・・
この・・・
正反対の特徴を持ったスパイラルは、
いったい、
何時まで続くのだろうか。
収入も・・・物価も・・・
まったく変化しない世の中。
それは
つまらない世の中なのかもしれない。
なにしろ・・・
同じことの繰り返しが
延々と繰り返されるだけなのだ。
では・・・
収入と物価が
5%ずつ上がり続ける世の中はどうだろうか。
結果的には
何も変わらないのと同じことなのだが・・・
脳は
成長と・・・変化を・・・
感じるだろう。
反対に・・・
収入と物価が
5%ずつ下落し続ける世の中はどうだろうか。
こちらも
結果的には何も変わらないのだが・・・
私たちの脳みそは
衰退というイメージを抱き続けるだろう。
先の見えない不安と・・・閉塞感。
まさに
今の日本がこの状況である。
片や、
全てが上がり続ける新興国と・・・
片や、
全てが下がり続ける先進国。
この先・・・
この関係は
どうなっていくのだろうか。
普通に考えれば・・・
いつかは
新興国の人件費は上がり続けて
先進国と変わらなくなるはずだ。
日本人の収入が
欧米諸国に追いついたように。
では・・・
新興国の人件費が
先進国に追いついたらどうなるのだろう。
また・・・
新たな新興国が生まれてくるのか。
だが・・・
中国やインドほどの労働人口を持つ国は
他にはない。
仮に出てきたとしても・・・
その新興国の人件費も
いつかは高騰するはずだ。
かつての私たちのように。
そして
現在の中国のように。
同じ仕事をしているのに
給料が違う。
これは
同じ国の中では
許されないことだろう。
男女による
収入の格差が問題になっているように。
だが・・・
国が違えば
その理不尽なことが
成り立ってしまう。
日本人は
給料が高いから、
中国人を雇おう。
そのような発想が・・・
この状況を招いたのだ。
だが・・・
いずれは・・・
国を越えても
「同じ仕事は、同じ収入」というルールに・・・
自然と近づいていくのだろう。
そして
インフレも
デフレも
無くなるかもしれない。
安定しているけど
変化のない世界。
間違いなく・・・
そこに
向かっているような気がする。
世界は・・・
無意識に
それを望んでいるのだろうか・・・( ´ー`)y-~~