「秋葉原ベンチャー社長とその仲間たち」


大企業と中小企業とでは、

戦い方がまったく違う。


というよりも・・・


違う戦い方をしない限り、

中小企業は生き残れない。


その際たるものが、

広告戦略だろう。

大企業と中小企業とでは・・・


扱っている商品や

サービス自体も違うのだが・・・


問題なのは・・・


どんな商品を

売っているのかではなく・・・


どうやって

売っているのかというところだ。


大企業の販売戦略の柱は、広告だ。


マスメディアやイベントを通じて、

商品を認知して貰い・・・


そのイメージを高めることによって

マーケットを創出する。


これと同じ事を

中小企業がやることは資金的に不可能・・・


仮に資金を集めることが出来たとしても

リスクが高すぎる。


広告によるマーケットの創造は・・・


当たれば、

莫大な利益を生み出すことになる。


が・・・


必ずしも

成功するわけではない。


投資を続けることが出来る大企業なら

問題はないだろうが・・・


中小企業の場合は

一回の失敗が命取りになってしまうだろう。

大企業に比べ、

中小企業の広告投資が

遙かに少ないのは、その為なのだろう。

余程、

資金に余裕が無い限り・・・


中小企業の経営者は

広告にお金をかけようとは思わない。


それは、リスクが高く・・・


中小企業には向かない戦略だと

思い込んでいるからなのだ。


もちろん、

その考えが100%間違っているわけではない。


大企業と同じような広告戦略をやったのでは、
失敗する可能性の方が遙かに高いからだ。

だが・・・


広告戦略そのものを

放棄してしまう事自体は間違っていると思う。


広告戦略は、

中小企業にとってこそ、

欠かす事の出来ないもの・・・


いや、中小企業こそが、

大いに活用するべきものだと思うのだ。


私は・・・


知名度で

圧倒的に劣る中小企業にとって・・・


広告戦略こそが

経営の要だと確信している。


小さな会社は、

小さな会社にしか出来ない広告戦略を
撃たなくてはならないのだ。


大企業の広告戦略と

中小企業の広告戦略。


その最大の違いは

広告を撃つ場所にある。


大企業は

マスメディアを多用する。


それは、

大きなマーケットに対して

認知度を高め・・・


イメージを創り上げるのには

とても効率のいい媒体だからだ。


だが・・・


ターゲットが限定されている中小企業にとって、
マスメディアは

決して効率のいい媒体ではない。


では・・・


中小企業が

広告投資をするべき場所はどこか???


それは、

顧客との接点である。


大企業の最大の弱さは

顧客と「人」で繋がっていない事だ。


企業のイメージ、あるいは・・・


商品のイメージを

広告で創り上げるしかないだろう。


だが、

中小企業は違う。


殆ど、

全ての顧客接点に

自社の社員が絡んでくる。


例えば・・・


店舗での接客や、

営業現場での商品説明。


そこには

社員の存在が欠かせない。


では・・・


その場所で

どのような広告戦略を描けばいいのか?


店舗内広告や、

商品パンフレット、名刺に
メッセージを添えることも可能だろう。


だが、

最大の媒体は「人」なのだ。


自社の社員が

顧客に何を語るのか。

どんなイメージを

植えつけているのか。


それは

自社のブランドに直結するだろう・・・


問題は・・・


必要な引き合いを、

必要な分だけ確保する事。


そして・・・


その引き合いをキッカケに

自社のファンにする事が出来る「人」を確保する事。


大企業の広告戦略と

中小企業の広告戦略・・・


その違いは

とてつもなく大きい。