「秋葉原ベンチャー社長とその仲間たち」


イヤ~、ビックリしました。


またしても

地下鉄での

出来事なのですが・・・


つい先日、

朝のラッシュ時の事です。


スイカを片手に

改札を出ようとしていた時でした。


そもそも・・・


最近の

自動改札というのは

スピードが速いですよね。


スイカを

センサーに当て損なったりすると・・・


赤ランプが賑やかに点灯し・・・


小さな渋滞を

巻き起こすと同時に・・・


後ろの人達から、

大きなため息が

襲い掛かって来ます。


なので・・・


小心者の私は

いつも

ドキドキなのです。


スイカを右手に・・・


センサーに狙いを定め・・・


三歩手前から

歩幅を調整します。


そして・・・


他の人よりも

少~し長めに・・・


ピーっと鳴るまで・・・


スイカを、しっかりと

押し付けます。


もちろん・・・


そんなに押し付けなくても
チョットだけで

大丈夫なのは知っています。


周りの人から見れば

田舎者だと

思われているかもしれませんね。


しかし、です。


私は

万が一にも

あの赤ランプに

襲われたくないのです。


その瞬間に・・・


後ろから

ドンと

人がぶつかってきて・・・


チッっと舌打ちされ・・・


出たよ駄目親父~・・・


などと
罵られることには

絶対に

耐えられないのです。



まあ・・・


そんなドキドキの

スイカタッチを試みていた時の事です。


私の隣の列で、
背の高いアングロサクソン系美人が

改札を出ようとしていました。


!!!


そのときです。


彼女の

改札の赤ランプが点灯し・・・


行く手を

あの例の壁が

塞いでしまったのです。


「あっ~」と・・・


私は

思わず心の中で

叫んでしまいました。


外国から来たばかりの彼女は
スイカに慣れていなかったのでしょう。

可哀そうに。


戻らなくては

ならない。


三歩手前の

あの魔の入り口まで・・


・・・などと、


同情している間にも、
彼女は

どんどんと

進んでいくではありませんか!


そして・・・


ついには

あの仁王門のような壁を・・・


いとも簡単に・・・


押し開けて

出て行ったのです。


えっ?


そんなに

簡単に開いちゃうの?


・・・と


驚くと同時に・・・


アングロサクソン女性の

強靭な下半身に

恐れ入ったのです。


まあ・・・


本当は

駄目なんでしょうけれども・・・


渋滞は

回避されました。



彼女も、

あの・・・

ひんしゅく体験で
日本を

嫌いにならなくて済んだわけです。



でも・・・


すごく気になりました。



彼女の

その後が・・・

だって・・・


赤ランプのまま出てしまうと、
次に入る時に

面倒な事に

なるじゃないですか。


だから・・・


彼女の後を

ちょっとだけ

ついて行ったんです。


すると案の定・・・


彼女は
次なる改札の入り口に

向かっているではありませんか。


拙い・・・


絶対にひっかかる・・・・




そして・・・


どうなったと思いますか?





彼女は

一番端っこの、

チョット幅が広い改札を

抜けていきました。



駅員さんの目の前にある、

開きっぱなしの

双方向改札です。



センサーにタッチして・・・


堂々と

赤ランプを点灯させながら・・・


颯爽と

歩いていきました。



駅員さんは

赤ランプに

気がついていたのでしょうが・・・


なにせ

外人さんだし・・・


ちゃんと

タッチしていたから・・・


本人には

悪気がないんだろうと・・・


そう

判断したんだろうと

思います。



キセルだったら

わざわざ赤ランプを点さないでしょう。


だって・・・


開きっぱなしの

改札なんですから。



でも・・・



私は

確信しました。



あれは

間違いなく、

キセルです。



おそらく・・・


彼女は

もう何十回も・・・


あの

「ペンギンスイカ」で・・・


赤ランプを

点滅させ続けているはずです。



ある時には

開きっぱなしの改札を狙って。



また

ある時には・・・


強靭な下半身で

出口をこじ開けながら。



恐るべし・・・


アングロサクソン美人!



あのスイカに、

いったい幾らのチャージが

残っているのか・・・


私は・・・凄く知りたい!



おそらく、

注意された時の為に・・・



チョットだけ

残っているのでしょう・・・



私の予想では、

500円以上、

1000円以下、

・・・ってところでしょうか。



・・・ああ、確かめてみたい。