「秋葉原ベンチャー社長とその仲間たち」

ここ最近は、

私達プラウドが創業した、

2000年頃と似たような転職状況が見受けられる。


以前、求人側に起因するミスマッチについて

書いた事があるが、

今回は、求職者側に起因するミスマッチについて

書いてみたい。


我々が行っている、

物流に特化した人材サービスの

紹介カウンセリングなどからの事例から

お話しよう。


不景気、リストラ、などの

厳しい状況が続く物流業界ではあるけれども

繁閑差の激しい事には変わりがない。


この3月の年度末などは、

かえって人員を削減した分だけ、

人手不足、人材不足が顕著に現れたようだ。


また、

経済界の状況に呼応するかのように

余力のある企業は、トンネルの向こうを見据えて

新たな取り組みを展開し始めている面も

見受けられる。


そのような環境・状況の中、

物流企業や荷主の物流関連部署から
求人の問い合わせが

徐々に増え始めているようだ。


我々のところへ求人依頼がある企業は、

他の総合人材紹介会社や

官公関連の人材銀行、
チラシ、雑誌で募集しても

採用出来ない会社が多い。


そのせいか、

必要な人材にはある程度、

条件調整しなければならないと、
求人内容を変更して依頼してくる企業が増えてきた。


そういう意味では

世間の相場感覚を持っていると言えるのかもしれない。


しかし

求職者の方については、

まま、相場感覚が欠落している場合が多いようだ。


そういう求職者の方は

人材不足に対して「強くアピールする」事と
「そんな理想の会社はない」という境目が

解っていない場合が多い。


例えば・・・


「現場改善実績あり」


「転勤不可」


「週休2日、残業少々」


「知名度がある」


「職種問わず」 などは、


無いものねだりの転職探しとしか

言えないと思うのだ。


以前の会社で

「QCサークルでコスト削減10%に貢献」と言われても、
現場1つだけの経験で、

改善実績と言えるのだろうか・・・


物流は百社百様であるから、

せめて

2、3か所の改善経験が欲しいところだ。


「転勤不可」これは物流マンには、

よく見られる傾向だと思うが、
商社、保険、金融業界などは

転勤することで、
自分の価値を上げているのではないだろうか・・・


全国展開の優良企業で、

安定している会社や

物流子会社などでは、転勤はつきものだし、
海運業界などは常識ですらある。


また、

休みが多く、遅くまで働けないのであれば、

物流業界で、重要な任務を担う事は不可能だ。


「知名度」では

物流業は基幹産業ながら黒子的存在のため、
宅配会社、引越会社以外は、

知名度の必要性はあまり重要ではないと思う。


カミさんの親御さんが・・・というのは、

よく聞いたりするけれども・・・苦笑


そして、

最後に一番大事なのは

自分のやりたい仕事があるのかどうかだろう。


「就社」なのか

「就職」なのかの違いだ。

「これが出来る」
「これが得意です」というものがなければ、

そもそも人材とは、言い切れないのではないか?


そして、今日も求人企業の採用担当者から

嘆きが聞こえてくる・・・


得手も無ければ、専門性も無い・・・

その上、地位や年収、勤務地の要求がある・・・


アスリートと一緒で、

亡くなった木村拓也さんが言っていたように

どんな事でも、どんなポジションでもやる、

何かを犠牲にできる覚悟がなければ、
このご時世、

受け入れる会社は

見つからないのではないだろうか。