我々は日ごろ、

物流子会社のメンバーと接する機会が多い。


彼らは親会社から転籍したり

プロパーで入社したりと、

その経歴と入社背景は様々である。


物流子会社の管理職クラスは

基本的に教育を受けた、

または受けている人材が大半で、
業界の動向や知識、

仕組みや最新情報なども多く吸収している。


彼らは

優秀な人材であることが多い。


半面、現場運営となると、

まるで蚊帳の外のようになり、
専門外の領域となることが多い。


特に自社で車両を持っているか否か、

センター運営を行っているか否かで
その、

それぞれの現場のノウハウの有無がはっきりする。


車両の原価計算を行ったことがない、

物流子会社の営業担当者が、
3PLの営業を積極的に展開し、
結果、

傭車先は赤字の運営を行っているといったことは

残念ながらよくあることである。


業務丸投げ型の物流子会社は

必然的に現場ノウハウは蓄積されない。


このような業務の対応度や

物流資産の所有度と

現場ノウハウの有無は、
比例すると同時に、

荷主構成比とも連動してくる。


いわゆる

親会社売上が物流子会社売上の50%を

超えるか否かでも大きく変わってくる。


この外販比率が50%を越える物流子会社は、
親会社以外の物流を理解することになるため、

現場ノウハウは蓄積される。


特に

現場のノウハウの有無がはっきりする業務は

「配車、車輌管理」と

「人のオペレーション」である。


この二つのテーマは

重要業務でありながら、

いや

重要業務であるがゆえに

傭車化、
外注化される場合が多い。


現場ノウハウが足りないことを

課題とされている物流子会社は

業務に深く関与されることを、
また

物流子会社の業務を受けておられる物流会社は、

その子会社の現場ノウハウの有無を
見極めてお付き合いされることをお勧めしたい。


原油高は一服したように見えるが、

ガソリンと軽油が10円ぐらいしか違わない事を

よく考えなければ・・・