私は仕事柄、

タクシーに乗ることが多い方だと思う。


乗ると必ずと言って良いほど

運転手さんと話をする。


雑学や地の利など

大変勉強になる。


モチロン、

ヘタクソな運転には辟易とする。


あるとき、ずばりタクシーの仕事で、

メシが食えているのか、いないのかを何回か続けて聞いてみた。


そうすると

現実的な生々しい結果が出た。


東京地区では、

タクシー会社勤めの運転者さんの年収は500万円強、
個人タクシーで約750万円強。

大阪では、

年収300万円弱と、
東京と大阪では、こんなにも開きがあるのだ。


ということは、必然的に東京では、

メシが食えているということになる。


驚くことに、

親子三代タクシー運転者というヒトもいるとのこと。


さらに驚くことに

東京の個人タクシーは、

燃料はハイオクと決っているようなのだ。


そして、彼らの稼ぎ方を聞くと

銀座や六本木での飲み屋帰りの長距離狙いより、
かえって街中のワンメーターのお客様をつないでいくことの方が

水揚げが上がるとのこと。


これは

まさに物流業/サービス業にも言えることだ。


荷量の多い大手の仕事を狙って請負うと、

大半が価格競争となり、赤字の仕事となる。


しかし、

中堅や中小の仕事となると

価格に厳しいことには変わりがないが、
輸配送業務以外に保管業務や流通加工、

配車や受注伝票の入力など、
仕事に幅が出てくる余力が残されている。


実際、

我々の知り合いで

順調な経営を行っている物流会社の主要荷主は
中堅もしくは中小企業であり、
見方を変えれば

将来のトヨタや松下と取引しているとも言える。


大口狙いは誰もが考え、動くこと。


そのため、

そこには厳しい競争が待っている。


小口は、

できれば避けたいとまず感じてしまう。


しかし、その小口の内容を良く見て、

理解すればお金が埋まっていることが解る。


その分、

手間もかかるかもしれない。


しかし、

コツコツ小口を重ねることが

稼ぐポイントになるのは、
物流業もタクシー業も同じであると、私は強く感じるのだ。