人手不足が深刻な問題となっている物流業界。
更に言えば、
人手ならぬ人材不足もしかりである。
特に、最近では
物流のプロ、
いわゆる知識と実務経験を兼ね備えた人材が求められている。
企業が強く求めているのは
外部のプロよりも、
むしろ現場スタッフと共に汗をかいて試行錯誤を繰り返し、
共に達成感を味わえる、そんな社内のプロである。
ある物流子会社でも
同様に物流のプロを探していた。
この会社の場合は
車両管理、傭車管理、配車管理などを含む
輸配送全般のノウハウを必要としていた。
「物流のプロ」
それは四十歳半ばぐらいまでをイメージする方も
多いかもしれないが、その数は極めて少ないし、
そのような貴重な人材は市場に流通していない。
このような人材の大半が、他社からのスカウトがかかる。
期待されるのは、
五十歳を超える年配の人材である。
年配といっても、
団塊の世代であるから気力も体力も経験も十分である。
「物流のプロを探す」という、ない物ねだりよりも、
「実務」と「知識・経験」のスタッフを分けて考え、
採用、発掘し、
組織合成型のプロづくりの方が現実的であるかもしれない。
人手、人材不足の時代、
改めて再雇用者、もしくは
早期退職者の戦力化を考えていく必要がある。
