「給料は誰から、もらっているのか?」


と、しばしば私は、

物流現場のスタッフやドライバーに聞く。


返ってくる答えは

「会社からです」が大半である。


残念なことであるが、

これが実態である。


物流現場スタッフやドライバーに限らず、

給料は「お客様」から頂いているのである。


サービス業である物流業の現場は、

この事をしっかり全員に伝えなければならない。


あいさつ、マナーは当然のこと、

荷扱いや緊急対応をしっかり理解して
進めるためにも不可欠なことである。


会社のトップや営業担当者は、

比較的お客様(荷主)と接することが多いため、
既に、

この事を理解している人は、

ほどほどにいるが、
現場となると

「お客様」ではなく「会社」から

給料をもらっていると錯覚してしまう。


会社は、

お客様からもらったお金(売上)を

分配しているに過ぎないのである。


サービス業は、

特にお客様(荷主)を見て仕事をすることが

基本である。


確かに

現場スタッフはお客様と会う機会もなく、

感謝のことばを聞くこともない。


聞くことがあっても

クレーム発生の時くらいである。


我々の業界は、

やって当たり前、

荷物が時間通りに届いて当たり前、
キズなく、汚れることなく、壊れることなく、

キチンと届いて、当たり前という

仕事をしているから大変である。


世に言う「減点主義」だ!


だからこそ

「給料はお客様からもらっている」という事実を

意識的に伝えなければならない。


意識改革、現場改善のスタート地点と言えよう。


このことを

会社の半分以上のスタッフが、

理解し、行動し出すと

会社は必ず変わる。


サービス業として。


荷主に喜ばれる企業として。


みなさんも

現場スタッフが集まる場で聞いて見てください。


「給料は誰からもらっているのか?」と。