桜の楽しみ方は様々で、
花をだしに美酒に酔うという手もありますが、
ここでは、
花を愛でることについて、お話ししましょう。
桜には、山桜と里桜とがあります。
どちらも美しいけれども、
枯れ木の冬や緑濃い夏には、存在すら気付かずにいたのに、
花の時に、陽光を浴びて輝く山桜の姿は、何ともいえませんね。
暫し立ち止まったことは、
一度や二度ではありません。
また、ガイドブックの名所や名木を訪ねて、
人の波とスピーカーの音とピンクの雪洞に圧倒されるよりは、
名はなくとも自分だけの「名所・名木」を見つけることのほうが
素敵だと思います。
例えば、
関東の奥多摩源流の一之瀬高原は五月、
遅い春を待ちわびたように
「オオヤマザクラ」
「レンギョウ」
「オオムラサキツツジ」等が、
集落の庭先や裏山に咲き、飽きることがありません。
そして桜は、
難しいけれども、カメラの被写体としても素晴らしいと思います。
良い写真を撮るには、
まず電線やガードレールを入れない、
青い空なら入れても白い空は入れない、
順光より逆光、
さらに桜の周りを一周して一番いい所を見つけてやる、等々だそうです。
それからもう一つ。
桜の写真は、そうでないと何故か大変淋しく写ってしまうので
満開の時を狙います。
そこが仕事のある人には辛いところと言えますね・・・
北の各地や山の高い所で、桜が咲きはじめています。
ご自身の「名所・名木」の傑作写真に挑戦してみては如何でしょうか。
