図のように、AB=9、∠ABC=22.5°、∠ACB=45°である△ABCがあります。点Aから辺BCに垂線AHを引き、∠CAHの二等分線と点Cを通り直線AHに平行な直線との交点をDとします。また、直線BDと直線AHの交点をEとしたとき、BE=9となりました。
(1)∠ADEの大きさを求めなさい。
(2)省略
(3)△ABDの面積を求めなさい。
(4)△ABCの面積を求めなさい。

  

 

∠というのは角のことで、△というのは三角形のことです。
(2)はルートが絡むので省略しています。

メインの(4)の問題を解くのに必要ありませんしね。
三角形ABCだけが与えられていても解けます(実際、算数オリンピックでそういう問題が出されています(算数オリンピック2013年ファイナル第5問))が、一応、出題者の誘導に従って解いてみます。

因みに、2013年の算オリの問題と同様の問題は中学入試でも誘導付きで出されています。

 

 

 

この東海中学校の問題でも一応誘導に従う解法を紹介していますが、もっとスマートに解ける解法も紹介しています。

いずれにせよ、22.5度と45度を見て直角二等辺三角形をどうやって作出するかがポイントになります。

さて、四天王寺高校の問題を解いてみましょう。

(1)
○は22.5度ですね。
二等辺三角形ABEが線対称の軸BHで二等分されていることから、角ABDの大きさは22.5×2=45度となります。
また、角DABの大きさは180-90=90度となり、角ADEの大きさは180-45-90=45度となります。
(3)
三角形ABDは、等しい長さが9の直角二等辺三角形だから、その面積は9×9×1/2=81/2となります。
(4)
  三角形ABDの面積
 =三角形ABEの面積+三角形AEDの面積
 =三角形ABEの面積+三角形AECの面積(AEとCDが平行であることに着目して、等積変形を利用しました。)
 =四角形ABECの面積
 =三角形ABCの面積×2(線対称性を利用しました。)
だから、三角形ABCの面積は81/2×1/2=81/4となります。

 

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