日本ジュニア数学オリンピック2026年予選の問題

 

今回は、日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2026年予選第1問を取り上げます。
相似の単元と面積比の単元の基本を学習済みであれば、簡単に解ける問題です。

そのまま中学入試に出せそうな問題です。

  

三角形ABCとADEのピラミッド相似(相似比はBC:DE=8:4=2:1)に着目します。
黄色の三角形2つと黄緑色の三角形2つはそれぞれ底辺(DP)と高さが等しくなるから、面積も等しくなります。
また、黄色の三角形を2つ合わせた三角形とオレンジ色の三角形は、底辺(ADとDB)と高さが等しくなるから、面積も等しくなり、黄緑色の三角形を2つ合わせた三角形と水色の三角形についても同様です。
さらに、色を付けた三角形を集めた三角形は三角形AFGと底辺(BF+GCとFG)と高さが等しいから、面積も等しくなります。
したがって、三角形ABCの面積は
  (1+1+1+1+2+2+2+2)×2
 =24
となります。

底辺を様々な方向で考えると簡単に解けましたね。

 

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