大小2つのサイコロを振って、大きいサイコロの目を十の位、小さいサイコロの目を一の位とする。この2けたの数が3の倍数になるのは[ ]通りである。

ほんの数秒で解ける問題です。
3の倍数判定法より、2回のサイコロの出た目の数の和が3の倍数となる場合を考えればいいですね。
出た目の数の和が3の倍数(3、6、9、12)となる場合を地道に数え上げても解けますが、ここでは頭を使って解きます。
1回目に出た目が何であっても、2回目に出た目で条件を満たすものは2通りある(1回目に出た目を3で割った余りが0、1、2の場合、2回目に出た目を3で割った余りはそれぞれ0、2、1となりますね)から、全部で6×2=12通りあります。
仮に地道に数え上げても、6×6の表を使うまでもなく、10秒程度で解けるでしょう。

 1-2

 2-1

 

 1-5

 ・・・

 5-1

 

 6-3

 ・・・

 3-6

 

 6-6

2+5+4+1=12通りありますね。

因みに、サイコロが3個以上になると地道な解法はかなり面倒になりますが、最初に紹介した解法であれば簡単に解けます。

 

 中学受験算数プロ家庭教師の生徒募集について

 中学受験算数プロ家庭教師のお申込み・ご相談