次の問いに答えなさい。
(1)3を8個並べた整数33333333を37で割った余りを求めなさい。
(2)9を2024個並べた整数を37で割った余りを求めなさい。
37×3=111を利用します。
(1)
33333333=333333×100+33で、333333(同じ数字が3の倍数個並んでいます)は111で(もちろん37でも)割り切れるから、33333333を37で割った余りは33となります。
なお、37の倍数判定法(37の倍数=一の位から3桁ずつ区切ったときにできる数の和が37の倍数)を利用すると、
333+333+33
を37で割った余りを考えることになりますが、333が37で割り切れるので、33を37で割った余りだけを考えればよいことになります。
(2)
9を2024個並べた整数=9を2022個並べた整数×100+99で、9を2022個並べた整数(同じ数字が3の倍数個並んでいます)は111で(もちろん37でも)割り切れるから、9を2024個並べた整数を37で割った余りは99を37で割った余りと等しく、25となります。
なお、37の倍数判定法を利用すると、
999+・・・+999+99 (999は2022/3=674個あります。)
を37で割った余りを考えることになりますが、999が37で割り切れるので、99を37で割った余りだけを考えればよいことになります。
下の問題もぜひ解いてみましょう。