下の図は、面積が60cm2の合同な正六角形をいくつかつなぎ合わせたものです。
(1)図1の色のついた部分の面積は[ ]cm2です。
(2)図2の色のついた部分AとBのの面積の差は[ ]cm2です。
正六角形の面積比がポイントになる問題ではなく、点対称性がポイントになる問題です。
点対称図形は点対称の中心を通るどのような直線によっても合同な2つの図形に分けられるから、図の黄緑色の部分の面積と黄色の部分の面積は等しくなり、いずれも正六角形1個分の面積となります。
(1)
水色の部分の面積は正六角形の面積1/2個分だから、求める面積は正六角形1-1/2=1/2個分の面積、つまり30cm2となります。
(2)
AとBのそれぞれの部分にC(ピンク色の部分)をつけ足しても面積の差は変わりませんね。
A+Cの面積は正六角形1+1=2個分の面積で、B+Cの面積は正六角形1個分の面積だから、その差は正六角形2-1=1個分の面積、つまり60cm2となります。