右の図は1辺の長さが6cmの正方形です。斜線(しゃせん)部分をある直線を軸として1回転させてできる立体について、ADを軸としたときの立体の体積は[ ]cm3であり、また、ABを軸としたときの立体とBCを軸としたときの立体とADを軸としたときの立体の体積の和は[ ]cm3です。

  
(斜線部分というのは、かげをつけた部分になります。)

 

回転体の体積の問題です。

立体の図(見取り図)は不要です。

正方形が4個の直角二等辺三角形に分かれていますが、それぞれの部分と軸との位置関係に注意を払って、体積比で処理します。

最難関中学校の受験生であれば、この種の問題は解けて当たり前で、いかに短時間で処理できるかが勝負となります。

詳しくは、下記ページで。

 大阪星光学院中学校2025年算数第1問(4)

灘中をはじめとする最難関中の受験生向けに作成した問題を1問紹介しておきます。

余裕のある人は解いてみるとよいでしょう。

 

立体の図は不要で、正六角形の問題の定石的処理と図形を回転軸に平行に移動しても体積が変わらないことなどを利用して体積比で処理します。