xを13以上100以下の整数とします。xを8で割ったときの余りをa、xを9で割ったときの余りをb、xを12で割ったときの余りをcとします。ただし、割り切れるときは余りを0とします。
(1)x=21のとき、a、b、cの値を求めなさい。
(2)a、b、cの値が、x=21のときとすべて同じになるようなxの値のうち、21でないものを求めなさい。
(3)a、b、cの値の和が3となるxの値は2つあります。これらのxの値を書きなさい。
(1)は計算問題にすぎません。
(2)は(1)を利用すれば簡単に解けます。
問題となるのは(3)ですが、まともに取り組むと面倒なので、xの値が2つあると問題文に明記されていることを考慮し、2つしかない答えを見つけたらいいでしょという感じで解いています。
実際、(2)を解くプロセスを利用すれば、答えの1つはすぐに見つけられるので、もう1つを見つけるための作業をするだけです。
作業の際、割り切れない数より割り切れる数のほうが扱いやすいということに着眼し、作業の順番を決めています。
詳しくは、下記ページで。