右図の正六角形ABCDEFにおいて、AF上に点Gをとりました。三角形BCGの面積と三角形DEGの面積の比が12:13であるとき、AG:GFを最も簡単な整数の比で答えなさい。
一見すると計算が面倒そうです、正六角形の有名知識(神戸女学院中学部2007年算数第5問の解答・解説を参照)といわゆる等底図形の面積比を用いて、次のようにほぼ暗算で答えが出せます。
1-1/2-1/3=1/2
1/2×12/(12+13)=1/6×36/25=1/6×(25+11)/25
11:(25-11)=11:14
因みに、補助線は不要です(補助線を引いてこの問題を解こうとすると、計算が面倒になると思いますよ)。
頭の中で、「高さのライン」をイメージするぐらいです。
スタートラインは、点Gが辺AF上のどこにあっても、かげをつけた部分の面積の和が一定であること(かげをつけていない部分をよく観察すればすぐにわかることです)に気付くことです。
詳しくは、東大寺学園中学校2018年算数第1問(2)の解答・解説で