nを2以上の自然数とする。さいころをn回振り、出た目の最大値Mと最小値Lの差M-LをXとする。

(1)X=1である確率を求めよ。

(2)X=5である確率を求めよ。

(注)

自然数→1以上の整数(2以上の自然数となっているから、結局のところ、2以上の整数)

確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。

 

京大の 過去問(X>1となる確率を求める問題(1986年文系 数学第5問))を焼き直しただけの問題です(X=1とX=0の場合を取り除く(余事象の利用)ことになりますが、X=1の場合というのは、今回取り上げた問題の(1)にほかなりませんね)。

 確率の問題を場合の数の問題にして、nを具体的な数値にすれば、中学入試に出されても何の不思議もない問題で、最難関中学校の受験生であれば、簡単に解けるでしょう(実際、灘中合格者は簡単に解けていました)。

nが具体的な数値であろうがなかろうが、きっちりとした解き方をすれば、何ら変わりはありません。

計算の手間が省けるだけ具体的な数値でないほうが楽とさえ言えるでしょう。

詳しくは、下記ページで。

 京都大学2017年文系数学第5問(問題)

 京都大学2017年文系数学第5問(解答・解説)

 

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