記号*は、その左の数と右の数のうち、大きい方から小さい方を引いた値を表すものとします。
たとえば、8*3=5、4*10=6、4*4=0です。
(1)(12*4)*15の値を求めなさい。
(2)(A*15)*5となるAの値をすべて求めなさい。
(3)(A+A)*28=(A+2)*1となるAの値をすべて求めなさい。
問題文の「大きい方から小さい方を引いた」というのは、厳密には、「小さくない方から大きくない方を引いた」ということです。
結果論としては、問題を解くにあたって影響はありませんが、このように表現しないと、例にある4*4=0が破綻してしまいますからね。
この問題の約束記号ですが、単に2数の差(小学生の範囲では、負の数は考えないので、問題文に差としか書いていなくても、小さくない方から大きくない方を引いた値を考えることになります)を考えるだけのことですね。
なお、逆算の(2)の問題は、( )の中から計算していくのではなく、( )の外から逆算していくと楽に解けます。
実質的には計算問題で、低学年の子でも解けるでしょう。
詳しくは、下記ページで。