1両の長さが48mの電車があります。この電車は、1両で走ると、あるトンネルに入り始めてから完全に出るまでに56秒かかります。また、この電車は、3両編成にすると、長さが144mになり、1両で走るときよりも1秒あたりに進む距離(きょり)は2m短くなり、同じトンネルに入り始めてから完全に出るまでに69秒かかります。1両のときの電車の速さと、トンネルの長さを求めなさい。

 

1両の場合と3両の場合で電車の速さが変わるのが厄介なので、速さが変わらないと考えて処理します(神戸女学院中学部1999年算数1日目第3問もぜひ解いてみましょう)。

そのように考えると、中学受験塾のテキストで必ず取り上げられている典型的な通過算の問題となります。

典型的な通過算の場合、通過する場合の距離は和になるので、図をかくまでもないでしょう。

詳しくは、下記ページで。

 東海中学校2020年算数第3問(問題)

 東海中学校2020年算数第3問(解答・解説)

 

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