区別のない6冊のノートを3人で分けるとき、分け方は何通りあるか答えなさい。ただし、少なくとも1人1冊はもらえるものとします。
まず3人にノートを1冊ずつ配り、残りの3冊のノートの割り振りを考えます。
簡単な問題なので、組合せを選び出し、次に並べると考えれば簡単に解けますが、重複組合せの基本的な考え方(しきりの考え方)もぜひマスターしておきましょう。
重複組合せの問題は、大学入試(東京大学1996年後期理科・数学第1問、神戸大学2020年理系数学第3問・文系数学第3問など)や高校入試(ラ・サール高等学校2018年数学第4問など)だけでなく、中学入試(灘中学校2021年算数1日目第3問、西大和学園中学校2019年東京・東海・岡山会場第3問など)にもよく出されていますからね。
公式を丸暗記しても意味はありません。
考え方をしっかりマスターすることが大切です。
因みに、西大和学園の県外入試問題と神大の入試問題の解説では、様々な解法を紹介しています。
詳しくは、名古屋中学校2023年算数第2問(4)の解答・解説で。