次の2つの図形について答えなさい
(1)左の図は、1辺が9cmの正方形ABCDの各辺を3等分した点どうしをつないだものです。
色を塗(ぬ)った正方形の面積は何cm2ですか。
(2)右の図は、正方形EFGHの各辺を4等分した点どうしをつないだものです。
正方形EFGHの面積は斜線(しゃせん)部の正方形の面積の何倍になりますか。
昔から中学入試でよく出されてきた有名問題です。
様々な解法がありますが、出題者が示唆している解法(「方眼紙」で求める解法)で解くのが1番楽でしょう。
この解法なら低学年の子でも簡単に解けます。
実際、キッズBEEで金賞を取った子はみなこの種の問題を簡単に解いています。
低学年のときは、面積の公式を当てはめて解くような問題を取り組むのではなく、様々な図形が正方形何個分(あるいは正三角形何個分)になるかを考える問題に取り組むほうがはるかに学習効果が高いですし、キッズBEEでもいい結果が得られます。
解説では、回転移動を利用していますが、平行移動を利用してもよいでしょう。
(1)の正方形の一辺の長さが9cmになっているのは、よくある道の問題(道を端に寄せる解法)と混同した受験生をひっかけるためのものでしょうね。
何も考えない受験生は等積変形できるかどうか確認せずに安易に9×9×1/9=9cm^2としますからね。
詳しくは、下記ページで。
