サイコロを3回投げる。1回目、2回目、3回目に出た目をそれぞれ百の位、十の位、一の位の数字とする整数を作る。
(1)この整数が、2の倍数または5の倍数となる確率を求めよ。
(2)この整数が、2の倍数または5の倍数または9の倍数となる確率を求めよ。
(注)確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。
灘高校の場合の数、確率の入試問題は灘中受験生なら解けて当たり前の問題であることが多々ありますが、この問題もそういう問題で、メインの(2)だけを場合の数の問題にして灘中の1日目に出したとしても、簡単に解ける灘中受験生が数多くいるでしょうね。
(1)が誘導になっていますが、灘高校の入試では不要でしょう。
一の位の数だけ考えればいい2の倍数と5の倍数の条件を優先的に考え、すべての位の数について考えなければいけない9の倍数の条件を後回しにするのは当たり前のことですからね。
サイコロを3回振る問題だから、サイコロを2回振る問題に帰着させて6×6の表をかいて一丁上がりです。
詳しくは、下記ページで。