袋の中に青色、赤色、白色の形の同じ玉がそれぞれ3個ずつ入っている。各色の3個の玉にはそれぞれ1、2、3の番号がついている。これらの9個の玉をよくかきまぜて袋から同時に3個の玉を取り出す。取り出した3個のうちに同色のものが他になく、同番号のものも他にない玉の個数を得点とする。たとえば、青1番、赤1番、白3番を取り出したときの得点は1で、青2番、赤2番、赤3番を取り出したときの得点は0である。このとき以下の問に答えよ。
(1)得点がnになるような取り出した方の数をA(n)とするとき、A(0)、A(1)、A(2)、A(3)を求めよ。
(2)得点の期待値を求めよ。
(注) 期待値→小学生の場合、単に平均と考えればよいでしょう。
(2)は単に平均を求める問題なので、(1)がメインの問題になります。
この問題は中学入試にそのまま出されても何の不思議もない問題で、特に、最難関中学校の受験生であれば、落としてはいけない問題と言えるでしょう。
A(0)、A(1)、A(2)、A(3)のうちどれから求めるかによって運命が分かれます。
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