9%の食塩水が入った容器Aと、4%の食塩水450gが入った容器Bがあります。まず、容器Bを加熱して水を蒸発させると、濃度は6%になりました。次に、容器Bから50gを取り出して容器Aに移し、よくかき混ぜると、容器Aの濃度は8.4%になりました。さらに、容器Bに水を加えて、よくかき混ぜた後、容器Bから50gを取り出して容器Aに移し、よくかき混ぜると、容器Aの濃度は7.4%になりました。
(1)容器Bから蒸発した水は何gですか。
(2)容器Aに最初に入っていた食塩水は何gですか。
(3)容器Bに加えた水は何gですか。
標準的な食塩水の濃度の問題です。
附設の受験生なら完答して当たり前の問題で、いかに短時間で処理できるかどうかで差がつく問題と言えるでしょう。
2種類の食塩水を混ぜ合わせたものについては天秤で処理(天秤は頭の中でイメージ)していますが、食塩水に水を混ぜ合わせたものについては、一定のものに着眼し、比の積・商で処理しています。
そのほうが短時間で処理できますからね。
詳しくは、下記ページで。