日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2018年予選の問題
今回は、日本ジュニア数学オリンピック2018年予選第1問を取り上げ、解説します。
中学入試でも同じような問題が出されています。
中学入試で出されても標準レベルの問題で、最難関中学校の受験生であれば、暗算で解けないといけない問題でしょう。
正三角形はすべて相似で、面積比が、ピンク色:水色:紫色:黄色=1:4:9:16=(1×1):(2×2):(3×3):(4×4)だから、相似比は、ピンク色:水色:紫色:黄色=1:2:3:4となります。
正三角形ABCの一辺の長さはピンク色の正三角形の一辺の長さの3+1+4+1+2(辺の比を底辺に集めました)=11倍だから、面積は11×11=121倍となり、答えは121となります。