1個のさいころを投げて、出た目によって次のように点数を定める。

  出た目の数が奇数のとき、1

  出た目の数が偶数のとき、出た目の数

 1個のさいころを3回投げて、3回の点数の合計をX点とする。Xが3の倍数である確率は[ ]である。

(注)

確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。

 

灘高校の場合の数・確率の入試問題は灘中受験生なら解けて当たり前の問題であることが多々あります。

この問題もそういう問題で、灘中の1日目に出されても簡単な部類の問題でしょう。

この問題ですが、出た目による点数を3で割った剰余で分類するのが第一歩です。

この手法で簡単に解ける問題は、中学入試でも出されています(神戸女学院中学部2013年算数第7問甲陽学院中学校2024年算数2日目第5問など)。

なお、さいころを3回ふる問題なので、6×6の表をかいて解くこともできます。

詳しくは、下記ページで。

 灘高等学校2019年数学第1問(3)(問題)

 灘高等学校2019年数学第1問(3)(解答・解説)