3つの容器A、B、Cがあり、容器Aには18%の食塩水が750g、容器Bには14%の食塩水が500g、容器Cには12%の食塩水が350g入っています。容器Aの食塩水から水を75g蒸発させた後、容器Aから食塩水100g取り出し、容器Bに入れてよくかき混ぜました。
(1)容器Bの食塩水の濃(のう)度は何%になりましたか。
(2)次に、容器Aから食塩水150g、容器Bから(1)で求めた濃度の食塩水何gかをそれぞれ取り出し、その両方を容器Cに入れてよくかき混ぜたところ、容器Cの食塩水の濃度が14.6%になりました。容器Bから何gの食塩水を取り出しましたか。
この問題で食塩水の濃度を求める際、3つの解法(一定のものに着目した比の解法、食塩の量と食塩水の量を求める基本的な解法、天秤による解法(3つの食塩水を混ぜるので、力のモーメントの式を利用))を利用しています。
何でもかんでもてんびんで処理する子がたまにいますが、問題によって適切な解法を使い分ける必要があります。
なぜ上のような使い分けを行ったか自分で考えてみるとよいでしょう。
詳しくは、下記ページで。