日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2006年予選の問題

 

今回は、日本ジュニア数学オリンピック2006年第2問を取り上げ、解説します。

JJMOに予選がなかったころの問題で前半の問題は実質的に予選の問題です。
ある程度のレベルの中学校の受験生なら、ほんの数秒で答えが出せるでしょう。
こういう問題を見ると条件反射的に、長方形の面積から三角形の面積を4個引いて求めるような子がいますが、そういうことをすると時間がかかってしまいます。

条件反射的にこういうことをするのは、子供のせいではなく、塾などによる「指導」のせいだと思いますが・・・
ABとSQとDCは平行だから、三角形PSQの面積=三角形BSQの面積(等積変形)で、三角形RSQの面積=三角形CSQの面積(等積変形)だから、四角形PQRSの面積は三角形SBCの面積と等しくなり、5×4×1/2=10となります。

灘中学校2008年算数1日目第8問の解説で紹介している問題もぜひ考えてみましょう。

 

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