日本数学オリンピック(JMO)2005年予選の問題

 

今回は、日本数学オリンピック2005年予選第1問を取り上げ、解説します。

昔から中学入試に出されてきた問題(神戸女学院中学部1995年算数1日目第1問大阪教育大学附属平野中学校2006年算数第5問灘中学校2008年算数1日目第3問など)で、中学受験生の大半が解ける問題でしょう。

3で割ると2余る整数は、最小のものが2で、以後3ごとに現れます。
また、5で割ると3余る整数は、最小のものが3で、以後5ごとに現れます。
3は3で割ると2余る数ではありませんが、3+5=8は3で割ると2余る数だから、3で割ると2余り、5で割ると3余る最小の数は8となり、以後15(3と5の最小公倍数)ごとに現れます。
2桁のものは、8+15×1=23、8+15×2=38、・・・、8+15×6=98の6個あります。
 

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