豊島岡女子学園中学校2024年第1回算数第5問(3)

 下の図のような直角三角形PQRと正方形STUVがあります。辺QRの長さと正方形の1辺の長さが等しく、辺PRの長さと正方形の1辺の長さの和が4cmであるとき、2つの図形の面積の和は何cm2ですか。

 

 

辺PRの長さと正方形の一辺の長さの和が分かっているので、辺PRと正方形の一辺(辺TU)がまっすぐになるように辺QRと辺VUをぴったりくっつけます。
これで下のページにある問題と実質的には同じになりました。

 第10回算数チャレンジ問題(2003年12月25日出題)

今から20年以上前の問題でなんだか懐かしい感じです。

因みに、図形をくっつけた状態で、長さの和が5cmになったものがジュニア算数オリンピック2018年ファイナルで出されています(ジュニア算数オリンピックファイナル2018年第8問)。

詳しくは、下記ページで。

 第10回算数チャレンジ問題(解答・解説)
1番上で紹介している解法で解くと、ジュニア算数オリンピックの問題の答えは5×5×1/4=25/4cm2となります。
また、1番下で紹介している解法で解くと、豊島岡の問題の答えは8×8×2/4×1/4×1/2=4cm2となります。