日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2012年予選の問題

 

今回は、日本ジュニア数学オリンピック2012年予選第2問を取り上げ、解説します。

中学入試に出されたら簡単に解ける受験生が多いでしょうね。

キッズBEEにチャレンジする子にちょうどいい問題かもしれませんね。

いきなり計算で求めることができなくても、書き出していくうちに計算で求められると気付くはずですからね。
さて、問題を解いてみましょう。

桁で場合分けして考えます。
(あ)1桁のもの
1、2、・・・、9の9個あります。
(い)2桁のもの
□□で、□は1から9までの9通りあるから、9個あります。
(う)3桁のもの
□△□で、□は1から9までの9通りあり、△は0から9までの10通りあるから、9×10=90個あります。
(え)4桁のもの
1△△1のとき、△は0から9までの10通りあるから、10個あります。
2△△2のとき、△は0だけだから、1個あります。
(あ)~(え)より、回文数は全部で9+9+90+10+1=119個あります。

なお、10桁以下の回文数が何個あるかもぜひ考えてみましょう。

決まりがすぐにわかるはずですよ。

 

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