日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2010年予選の問題

 

今回は、日本数学ジュニアオリンピック2010年予選第1問を取り上げ、解説します。

中学受験の塾なら小4のテキストに載っているような問題で、中学入試に出されても簡単な部類の問題になるでしょう。

さて、問題を解いてみましょう。

「正の」というのは、0より大きいということです。
2桁の整数は
  100/7
 =14.・・・
以上の整数、つまり15以上の整数となります。
また、この2桁の整数は
  999/(7×7)
 =20.・・・
以下の整数、つまり20以下の整数となります。
したがって、求める個数は、20-(15-1)=6個となります。
なお、999/7以下、100/(7×7)以上という条件ですが、上のように、より厳しい条件をチェックしているため、実際に計算するまでもないので、省略しています。