今回は、日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2018年予選第4問を取り上げます。
中学入試でも出されているタイプの問題(高槻中学校2023年B算数第1問(2)など)で、中学受験生ならさっと解けないといけない問題です。
「正の」というのは0より大きいということです。
まず、50400を素因数分解しますが、いわゆるすだれ算で小さな素数で割っていくのではなく、倍数判定法と九九の逆を駆使して行います。
504の各位の和が9だから、504は9で割り切れますね。
504を9で割ると、商として56が出てくるので、九九の逆が使えますね。
50400
=10×10×9×8×7
(=2×5×2×5×3×3×2×2×2×7)
=25×32×52×7
約数が6個の整数は〇5または〇×□2(〇と□は異なる素数)と表される素数になります。
〇5…〇=2の1通り
〇×□2・・・〇=2、3、5のときいずれも2通り、〇=7のとき3通り
したがって、条件を満たす整数は全部で1+2×3+3=10個あります。
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