日本数学オリンピック(JMO)2015年予選の問題

 

今回は日本数学オリンピック(JMO)2015年予選第1問を取り上げます。

「正の」というのは、0より大きいということです。

中学受験生なら約数の個数と約数の和を計算で求める方法(洛南高校附属中学校2016年算数第1問(1)の解説を参照)をマスターしているはずなので、この問題も普通に解けるでしょうし、同じような問題が中学入試に出されても何の不思議もありません。

6000=6×10×10×10=24×3×53だから、6000の約数は全部で5×2×4=40個あります。

このうち、平方数は、各素因数が偶数(0も含みます)個のもので、1、22、52、22×52 24、24×52の6個あるから、平方数でないものは40-6=34個あります。

なお、平方数は、素因数2の使用個数は0か2か4の3通り、素因数3の使用個数は0の1通り、素因数の使用個数は0か2の2通りあるから、3×1×2=6個というように計算だけで求めることができます。

 

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