日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2016年予選の問題

 

今回は日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2016年予選第3問を取り上げます。

最難関中学校の受験生であればさっと解いてほしい問題です。
条件の対等性を駆使すれば、解くのに1分かからないでしょう。

   
頭の中で、6×6のマス目を点対称の中心の周りに90度ずつ回転し、線対称の軸に関して折り返すと、図の同じ色を付けた部分(6色ありますね)がすべて条件的に同じことがわかります。
各色から1つずつ選び、黒く塗ったときのみ条件を満たします。
黄色、オレンジ色、ピンク色はそれぞれ4か所から1か所選び、水色、黄緑色、紫色はそれぞれ8か所から1か所選ぶことになるから、マス目の塗り方は全部で4×4×4×8×8×8=32×32×32=1024×32=32768通りあります。

因みに、大阪大学で同じような問題が過去に出されています(大阪大学1999年前期理系数学第5問)。

 

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