日本数学オリンピック2022年予選の問題

 

今回は、日本数学オリンピック2022年予選第7問を取り上げます。
BDの長さを求める問題ですが、小学生が習っていないルート(√)が出てきてしまいます。

そこで、BDを一辺とする正方形の面積を求める問題として解きます。
少し改題しましたが、本質的なことは何も変わっていません。

最難関中学校の受験生であれば解けないといけない問題でしょう。
    

垂直な補助線DG、DHを引き、角度に記号をつけると、三角形DFGと三角形DEHが相似(相似比はDF:DE=3:5)であることがわかります。
ここで、DGの長さを③とすると、DHの長さは⑤となります。
また、三角形DGBは直角二等辺三角形だから、BGの長さは③となります。
③+⑤=⑧が7cmとなりますね。
BDを一辺とする正方形は、対角線の長さが7×③/⑧×2=21/4cmとなるから、その面積は21/4×21/4×1/2=441/32cm2となります。

 

 算数オリンピック・ジュニア算数オリンピック・キッズBEE対策ならプロ家庭教師のPTへ

 算数オリンピック・ジュニア算数オリンピック・キッズBEE対策のお申込み・ご相談