今回は、日本数学オリンピック(JMO)2022年予選第3問を取り上げます。
先日紹介したラ・サール中学校の入試問題(一筆書きの問題)と同じような問題ですが、こちらの問題のほうがはるかに簡単で、それなりのレベルの中学校の受験生も大半が解けるでしょうね。
さて、解いてみましょう。
最初にどこに行くかで場合分けして解きます。
(あ)ABの場合
ABCD(あとは自動て確定)
F(あとは自動で確定)
EF(あとは自動で確定)
D(あとは自動で確定)
この場合は4通りあります。
(い)AFの場合
ABの場合と条件的に同じだから、この場合は4通りあります。
(う)ADの場合
ADCとADEは条件的に同じだから、ADCを考えて、2倍すればいいですね。
ADCB(あとは自動で確定)
F(あとは自動で確定)
結局、この場合は2×2=4通りあります。
(あ)、(い)、(う)より、全部で12通りあります。
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