解答らんの左上にある直線の長さの1.5倍の長さを1辺とする正三角形を1つ作図しなさい。
ただし、頂点の1つは解答らんの点アにすること。円は4個以下でなくてはいけません。また、同じ中心で2つ以上の円をかいてはいけません。
作図するのに使う線は多少解答らんからはみ出してもよいが、作図する正三角形は解答らんにおさまるようにすること。
注意
・1番目にかいた円の中心(コンパスの針をさしたところ)に×印とその横に①を書く。その中心を使ってかいた円または円の一部にも①と書く。
・2番目にかいた円の中心に×印とその横に②を書く。その中心を使ってかいた円または円の一部に②と書く。
・以下、円または円の一部をかくたびに同じように書く。
・作図するのに使った線は消さずに残しておくこと。
・定規は直線を引くために用い、目盛りを使用しないこと。
コンパスで円を2個かくことで、決められた長さの1.5倍の長さを作図することは、南女の受験生であればできて当然です。
1.5倍の長さの直線をかけた時点で60度も自動的に作成できているので、あとは、問題の条件に合わせて正三角形をかくだけです。
解説では、コンパスで円を2個だけかく解法と3個かく解法を紹介しています。
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オリジナルの予想・発展問題は、よくある作図ドリルのようなものではありません。
(オリジナルの予想・発展問題の例)
解答欄に正方形ABCDがかかれています。正八角形をコンパスと定規を用いて作図しなさい。また、どのように作図したのか説明しなさい。ただし、この問題では、コンパスの針を1 回だけさすものとします。
注意
・コンパスを使用するときの注意
(ア)円または円の一部をかくときだけ、針をさす。
(イ)長さをはかりとるときは、針をささない
・作図するのに使った線は消さずに残しておくこと
・定規は直線を引くために用い、目盛りを使用しないこと。