解答らんの左上にある直線の長さの1.5倍の長さを1辺とする正三角形を1つ作図しなさい。

 ただし、頂点の1つは解答らんの点アにすること。円は4個以下でなくてはいけません。また、同じ中心で2つ以上の円をかいてはいけません。

 作図するのに使う線は多少解答らんからはみ出してもよいが、作図する正三角形は解答らんにおさまるようにすること。

注意

・1番目にかいた円の中心(コンパスの針をさしたところ)に×印とその横に①を書く。その中心を使ってかいた円または円の一部にも①と書く。

・2番目にかいた円の中心に×印とその横に②を書く。その中心を使ってかいた円または円の一部に②と書く。

・以下、円または円の一部をかくたびに同じように書く。

・作図するのに使った線は消さずに残しておくこと。

・定規は直線を引くために用い、目盛りを使用しないこと。

 

コンパスで円を2個かくことで、決められた長さの1.5倍の長さを作図することは、南女の受験生であればできて当然です。

1.5倍の長さの直線をかけた時点で60度も自動的に作成できているので、あとは、問題の条件に合わせて正三角形をかくだけです。

解説では、コンパスで円を2個だけかく解法と3個かく解法を紹介しています。

詳しくは、下記ページで。

 南山中学校女子部2021年算数第9問(問題)

 南山中学校女子部2021年算数第9問(解答・解説)

 

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取り組む問題は、作図の基本の確認5問程度、南女の過去問10数年分、オリジナルの予想・発展問題15問程度になります。

オリジナルの予想・発展問題は、よくある作図ドリルのようなものではありません。

(オリジナルの予想・発展問題の例)

 解答欄に正方形ABCDがかかれています。正八角形をコンパスと定規を用いて作図しなさい。また、どのように作図したのか説明しなさい。ただし、この問題では、コンパスの針を1 回だけさすものとします。

 注意

・コンパスを使用するときの注意

 (ア)円または円の一部をかくときだけ、針をさす。

 (イ)長さをはかりとるときは、針をささない

 ・作図するのに使った線は消さずに残しておくこと

 ・定規は直線を引くために用い、目盛りを使用しないこと。