以下の問いに答えよ。

(1)1010を2020で割った余りを求めよ。

(2)100桁の正の整数で各位の数の和が2となるもののうち、2020で割り切れるものの個数を求めよ。

(注) 正の→0より大きい(小学生は無視して考えればいいでしょう)

1010→10の10乗(10を10個かけあわせた数)

 

(1)は、いきなり1010を考えるのではなく、10と一般化した上で、nの小さい値から順に調べていけば、すぐに周期性が見つかります。

先日紹介した九大の問題と何ら変わりはないですね。

(2)は、(1)で見つけた周期性を利用することになりますが、100桁の正の整数で各位の数の和が2となるものと10を結びつける必要があります。

少し小さな桁(例えば3桁)で考えてみると、200、110、101の数が考えられますが、 それぞれ100+100(10+10)、100+10(10+10)、100+1=(10+10)と変形すれば、すべて10+10(k=0、1、2)と表すことができ、(1)で見つけた周期性が使えることがわかります。

桁が100になっても同様に考えられますね。

詳しくは、下記ページで。

 一橋大学2020年前期数学第1問(問題)

 一橋大学2020年前期数学第1問(解答・解説)

 

 中学受験算数プロ家庭教師の生徒募集について

 中学受験算数プロ家庭教師のお申込み・ご相談