2つの自然数m、nは、等式2m-1=(2n+1)(2n+3)を満たす。
(1)m=6のとき、nの値を求めよ。
(2)この等式を満たす(m,n)の組をmの値の小さい順に並べる。このとき、5番目の組を求めよ。
(注)
自然数→1以上の整数 2m→2をm個かけあわせた数
(2n+1)(2n+3)→(2×n+1)×(2×n+3)
まず与えられた等式の意味を把握することが大切です。
等式の意味は、連続する2つの奇数の積に1を足すと2を何個かかけあわせた数になるということですね。
小さな数で実験していくと規則性を見出すことができるので、それに従って解けばよいでしょう。
もっとも、塾高の受験生であれば、右辺を展開して、移行した1とともに因数分解して、上で見出した規則性を自動的に見つけたでしょうね(ただ、展開して因数分解するのはあまりいいやり方とは思いません)。
一応やってみると、次のようになります。
2m=4n2+8n+3+1
2m=4(n+1)2
右辺は4×(1+1)2=24以上だから、mは4以上となります。
上の式の両辺を4で割ると、2mー2=(n+1)2となります。
詳しくは、下記ページで。