図のような円形のランニングコースがあります。AさんとBさんはS地点を同時に出発して、Aさんは時計回りに、Bさんは反時計回りにそれぞれ一定の速さで走ります。Aさんは向きを変えることなく走りますが、BさんはAさんと出会うたびに反対方向に向きを変えて走ります。出発してから39秒後に2人は初めて出会い、そこから3分54秒後に再び出会いました。また、出発してから2分30秒後のAさんとBさんの間の道のりは148mでした。ただし、2人の間の道のりは短い方とします。なお、BさんはAさんより速く走ることとします。
(1)ランニングコースの1周は何mですか。
(2)出発してから15分後、BさんはS地点から何m離(はな)れたところにいますか。ただし、「時計回り」か「反時計回り」を選んで丸をつけ、短いほうの道のりを答えること。
(3)2人が初めてS地点で出会うのは、出発してから何分何秒後ですか。
(図はホームページを参照)


速さ(旅人算と速さの比)と数の性質の融合問題です。
女学院頻出の倍数と余りの問題を絡めた(3)は非常に女学院らしい問題です。

ただ、女学院としては珍しいことに、この問題は全般的に計算が面倒です。
計算が面倒になりそうだったので、解説では計算の回避を行っていますが、受験生には厳しかったかもしれませんね。
詳しくは、下記ページで。

 神戸女学院中学部2024年算数第6問(問題)

 神戸女学院中学部2024年算数第6問(解答・解説)