1から9までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつ、全部で9枚あり、2つの空の袋(ふくろ)A、Bがあります。次の各問いに答えなさい。

(1)はじめに、9枚のカードから1枚のカードを選び、袋Aに入れます。次に、残ったカードから3枚のカードを選び、袋Bに入れます。袋A、Bからカードをそれぞれ1枚ずつ取り出すとき、どのカードを取り出しても、取り出した2枚のカードに書かれている数の積が10の倍数となるような、袋A、Bに入れるカードの入れ方は、何通り考えられますか。

(2)はじめに、9枚のカードから1枚以上4枚以下の好きな枚数のカードを選び、袋Aに入れます。次に、残ったカードから1枚以上4枚以下の好きな枚数のカードを選び、袋Bに入れます。袋A、Bからカードをそれぞれ1枚ずつ取り出すとき、どのカードを取り出しても、取り出した2枚のカードに書かれている数の積が10の倍数となるような、袋A、Bに入れるカードの入れ方は、何通り考えられますか。

(3)はじめに、9枚のカードから1枚以上3枚以下の好きな枚数のカードを選び、袋Aに入れます。次に、残ったカードから1枚以上3枚以下の好きな枚数のカードを選び、袋Bに入れます。袋A、Bからカードをそれぞれ1枚ずつ取り出すとき、どのカードを取り出しても、袋Aから取り出したカードに書かれている数が、袋Bから取り出したカードに書かれている数より6以上大きくなるような、袋A、Bに入れるカードの入れ方は、何通り考えられますか。

 

長々しい問題文で受験生にとっては圧迫感があるでしょうね。

(1)はあまりよくない問題です。

(1)があることによって、(2)を面倒な解法で解いてしまった受験生もいたでしょうから。

(2)も(3)も使う解法自体は、先日取り上げた南山中学校女子部2024年算数第9問解答・解説で紹介したもので、本質的には何も変わりません。

詳しくは、下記ページで。

 渋谷教育学園幕張中学校2024年1次算数第1問(問題)

 渋谷教育学園幕張中学校2024年1次算数第1問(解答・解説)解答・解説