右の図のように、9つのマスに1から9までの数字が書かれているボードがある。異なる5つのマスに黒石を1個ずつ置く。縦、横、斜めの列のうち、いずれか少なくとも1列に3個の黒石が並ぶ並べ方は全部で[ ]通りある。
(図はホームページを参照)
灘高校の今年の入試問題ですが、灘中学校の入試で出されても何の不思議もない問題です。
この問題にかかわらず、灘高数学の場合の数・確率の入試問題は、灘中志望者であれば解けることが多いですよ。
この問題ですが、ダブりの処理の際、ダブりを最初から排除するのではなくあえてダブらせてから最後にダブりを排除するのが楽でしょう(灘高等学校2022年数学第4問の解説で紹介した解き方です)。
この問題は黒石の個数が指定されていますが、個数指定をしない問題を出しても小学生が解ける問題になります。
実際、当方が作成した灘中対策演習問題にその問題があるのですが、灘中合格者の7~8割が解けていますから。
詳しくは、下記ページで。