ある学校の生徒に、A、B、Cの3つの町に行ったことがあるかどうかの調査をしたところ、A、B、Cに行ったことがある生徒の割合はそれぞれ全体の2/7、5/14、1/9でした。AとBの両方に行ったことがある生徒の割合は全体の1/4でした。また、Cに行ったことがある生徒は全員、AにもBにも行ったことがありませんでした。A、B、Cのどの町にも行ったことがない生徒は999人以下でした。

 A、B、Cのどの町にも行ったことがない生徒の人数として考えられるもののうち最も多いものは[ ]人です。

 

2つ目の文を読み終えた時点では、3つの集合の問題かなとなりますが、3つ目の文を読むと、実質的には2つの集合の問題にすぎないことが判明します。 条件が複雑でないので、灘中受験生ならヴェン図をかくまでもないでしょう。

灘中学校では、過去に2つの集合で倍数条件を使う問題(灘中学校2000年算数2日目第2問)が出されているので、ぜひ解いてみましょう。

詳しくは、灘中学校2024年算数1日目第3問の解答・解説で。