1、2、3、4、5、6、7、8から異なる4つを選び、大きいほうから順にA、B、C、Dとしました。また、選ばなかった残りの4つを並び替(か)え、E、F、G、Hとしました。すると、4桁の数ABCDから4桁の数DCBAを引いた差は4桁の数EFGHでした。4桁の数ABCDは[ ]です。

 

2桁の整数PQとQPの差、3桁の整数PQRとRQPの差が9の倍数、・・・であることは灘中受験生なら当然知っているはずですね。

この知識を使いさえすれば、4桁の整数ABCDの各位の和がわかるので、あとはチェックするだけで答えが得られます。

仮に、上の知識がなくても虫食い算として解いても答えが求められます。

Aが8となりそうなことがすぐにわかるので、Dが1、2、・・・というように調べていけば意外と簡単にできますよ。

キッズBEEにチャレンジする子はぜひ解いてみましょう。

低学年の教え子は3分ぐらいで答えを求めていました。

多少試行錯誤しないといけないですが、そういう作業を厭わない子は将来伸びます。

詳しくは、灘中学校2024年算数1日目第6問の解答・解説で。