4枚のカード[0]、[2]、[2]、[4]があるとき、この4枚のカードを並べてできる4桁(けた)の数のうち11で割り切れるものは全部で[①]個あります。ただし、0224は4桁の数ではありません。

 また、5枚のカード[0]、[2]、[2]、[4]、[6]があるとき、このうちの4枚のカードを並べてできる4桁の数のうち11で割り切れるものは全部で[②]個あります。ただし、[6]のカードを上下逆にして[9]として用いることはできません。

 

灘中受験生であれば11の倍数判定法を当然知っているはずですね。

場合分けも単純なので絶対に落としてはいけない問題でしょう。

問題が前半と後半に分かれていますが、後半の問題だけ出されても自分で場合分けして解けないとお話にならないので、わざわざ分けた意味がわかりません(2024を出したいという意味は分かりますが、本質的には何の意味もないでしょう)。

数字を具体的に書き出す必要はありません(解説では、前半の問題で書き出すと2024が出てくるので、その部分だけあえて書き出しておきました)。

[6]のカードを上下逆にして[9]として用いることはできませんと問題文に書いてありますが、その条件がなければどうなるか考えてみるとよいでしょう(例えば、9240は11の倍数となります)。

詳しくは、灘中学校2024年算数1日目第5問の解答・解説で。